【2020年7月版】3万円以下のおすすめオーディオインターフェース3選(リモート/配信・宅録・DTMなど目的別に紹介)

アイキャッチ DTM,宅録

自宅で過ごす時間が増えているためか、オーディオインターフェースの需要が急激に伸びているようですね。

欠品も多数出ていて目的の物が手に入らない場合もあるかと思いますが、焦って買うと求めてた事(マイクの音とPCの音を同時に鳴らす等)ができなかったりします。

 

3機種のみに絞り、2つの使用目的で大別してDAW初心者の方でもわかりやすくまとめました。

今ある需要はこれのどっちかでしょう。

 

YouTube Liveやリモート会議など「配信系」に強い機種

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YAMAHA AG03

 

YAMAHA ヤマハ/AG03 ウェブキャスティングミキサー

価格:22,000円
(2020/9/15 17:47時点)
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ループバック機能あり→外づけマイクで拾った音とPC上の音を同時に聞いてもらうのに必須

  • ミキサータイプなので音量調整などがしやすい
  • イラストや文字がプリントされているので初心者でも直感的に使える

 

ループバックって?

アプリによっては音声とオーディオのミックス機能がもともとついていていますが、(外付けWebカメラ含め)外部マイクを使用すると音声共有と同時に使えなくなる場合がありますよね。

そういった場合はループバック機能がついたオーディオインターフェースが必要になります。

 

物としてミキサーが手元にある安心感

PC上でコントロールできても、アプリ立ち上げながら複数ウィンドウを開いて設定をいじるのは案外ストレスだったりします。

マイクのミュートなんかも物理的にフェーダーを視認できるので「ミュートしてたつもりが全部音拾ってた、、、」なんてことも防止可能。

 

音楽用としてももちろん使えますが音質面は弱いので、音源制作が目的の方は次から紹介する機種をオススメします。

 

宅録、歌ってみた弾いてみた等にオススメな音質重視派

こっちは最近リリースされたばかりの2機種がオススメ。

Solid State Logic SSL2/SSL2+

SSL(Solid State Logic) SSL 2【MTR】【レコーディング】

価格:28,600円
(2020/9/8 13:41時点)

「4Kスイッチ」が気になっている人も多いんじゃないでしょうか、押すと手軽に抜ける音になるので楽器プレイヤーには嬉しい機能。

一応だけど映像のHD/2K/4Kの4Kは関係なくて、Solid State Logicのミキシングコンソールである4000シリーズから由来します。

映像制作向けの製品って意味合いじゃないからあしからず。

 

ノブも見た目もSolid State Logicらしい見た目になってて所有欲くすぐられますね…

MOTU M2/M4

 

 

どちらかというと録り音もモニター音も元気のある印象のSSL2とは違い、エンジニアさん受けが良さそうな「クリア」「ハイファイ」なサウンドが特徴です。

ループバックも搭載していたり抜け目ない仕様になってますね楽器を自分で演奏しない層にはこちらが良いでしょう。

ただ2020年7月現在(多分4月あたりからずっとだけど…)サウンドハウスさんで約3ヶ月まちで中々手に入りづらい状況が続いています。

 

というわけで、今話題の2機種でした。

  • ポータビリティも優れていてサブ機としても優秀
  • USB Type-Cポート
  • 入力レベルがメーター化されていて見やすい
  • 安心のブランド力

 

2社ともハイエンドな機材で有名ですが、まさかのエントリークラスの製品のリリースと、同価格帯では頭ひとつ抜けた性能に市場では品薄状態が続いています。

Solid State Logicにいたってはホームユースの製品を出したって事自体が意外。

 

低価格帯と言えどブランドに恥じないスペックに、サウンドキャラクターも2機種ともにしっかり両社の個性が反映されています。

モバイル用としても活躍できる

1台目のオーディオインターフェイスとしての頼もしさはもちろん、ハイエンド機へ移行後でもサブ機として十分活躍してくれるスペックでまとまっています。

さすがに「ハイエンドモデルと同等の音質!」とまではいきませんが、それでもモバイル用としては必要十分すぎるほどの音質は確保可能です。

もちろん2機種ともUSBのバスパワー駆動

 

ちなみにSSL2を購入して使ってますが、驚くほど軽いです。

 

ハード面も◎

地味なところですが、USBポートが今後主流になっていくであろうType-Cであったり、入力のレベルメーターがついているのも見逃せません。

レベルメーターは意外と大事
ピークランプのみだったり、1つのランプの色の変化でのみ表現する機種が多いですが、メーターで視認できる物とどっちが便利か言うまでもありませんよね。

入力が適正なレベルになっているかどうかは録音データの品質に大きく関わります。

MOTU M2 vs SolidStateLogic SSL2であればどちらがオススメか

これは好みで選んでいただければと思います。

 

どちらも素晴らしい製品ですが、あえて比較するのであれば

  • 現代的なハイファイサウンドならMOTU
  • アナログライクな質感のSolid State Logic

と考えてください。

 

EDMのトラック制作等はフラットな質感のMOTUが使いやすいですし、「機材やらミックスはよくわからんけど簡単に録り音を良くしたい!」という人にはSolid State Logicが強い味方になってくれたりと、得意なサウンドが異なります。

 

M2/M4とSSL2/SSL2+の価格差は入出力系統の数の違いなので、サウンド面に関しては違いはありません。自宅用を想定して最小構成のM2とSSL2のみリンクを貼ってますが基本は同一機種です。

 

ループバックに関してはMOTUの方のみ対応なので、映像編集系の方や配信も視野に入れている方はSSLよりMOTUが良いでしょう。

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